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毛糸をつむぐ

テヘラン@イランから南部へ下った都市、シラーズから少し郊外へ。
今でも、夏冬数百キロの移動を繰り返しているという、カシュカイ族の村を訪ねます。

夏のテント。広さは20畳ほどでしょうか。
ちゃんと電化製品もそろっているのです。

テントのまわりには、野生か?と思うほど、自由に走り回る羊の姿が。

これが、刈り取られたばかりのウール。
白っぽいところや、グレーっぽいところなどが丁寧により分けられます。

お母さんが、毛糸をつむぐところを実演してくれました。

糸巻きを錘にして、グルグルっとまわしながら、毛糸を拠っていきます。
腰の高さぐらいから伸ばしますから、一回で、やっと1m毛糸ができるぐらいです。

一枚のギャベの分量の毛糸をつむぐのに、どれほどの時間がかかることか、、、
織る作業に目が行きがちですが、この毛糸をつむぐ作業というのも、
ものすごく手間がかかっていることを忘れてはいけません。
「手織り」「手紡ぎ」だから、味わいのあるギャッベが生まれるんですね。

ちょっぴり照れるおかあさん。

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