PROUD Volume62 野村不動産にイカットクッションを載せていただきました
野村不動産が発刊している「PROUD VOL.62」 にイカットのクッションカバーをご紹介いただきました。
特集は、
イカット—伝統とモダンが織りなす暮らしの美
スタイリストさんは中林友紀さん、文章は本間美紀さん、です。
イカットとはまだ聞きなれない人も多いでしょう。このイカットは日本の絣(かすり)と同じ流れを持つ布地です。事前に染めた糸を織る技法ですが、イカットは染める前に、文様に合わせて、経糸(たていと)にひもをくくって糸を染め分けます。これを織り直すと、輪郭がぼやけた文様が浮き出ます。
シルクロード全域に、イカットは広がっています。インドや中国で発祥し、中央アジア地域で完成したという説もあります。
特に有名なのはインドネシアのイカットです。染めてつくるバティックと比べてみると、イカットの特徴がわかりやすいでしょう。他にも、ラオス、カンボジアや山岳民族、最近ではウズベキスタンのものが注目されています。
また数年前から、ヨーロッパのファブリックブランドでも、このイカットの柄をモチーフにしたパターンをコレクションに取り入れるようになり、民族的なテイストを新しく解釈したインテリアスタイルが生まれています。
当店では、ウズベキスタンからトルコへ輸入されてきた生地を選んで、イスタンブールでクッションカバーに仕立ててもらっています。
起毛したシルクイカットは、帯状の反物からカットされるため、細長い枕型のクッションが作りやすいんです。
色やデザインパターンの組み合わせによって、いろいろなイメージになりますので、自分のお部屋に合うイカットクッションを見つけてくださいね!
ご参考までに、ウズベキスタンでは「イカット(ikat)」ではなく、「アトラス(Atlas)」と呼ばれています。
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