ペルシャ更紗(ガラムカール)木版のハンドプリンティング
■ペルシャ更紗・ガラムカールとは
更紗(さらさ)とは、平織りの布にさまざまな模様を染めた布のことで、ジャワ、インド、ペルシャなど広いアジア地域で古くから作られてきました。
デザインは、草花の連続模様が続くアラベスク柄と、木の葉のようなペイズリーモチーフが万華鏡のように並べられたメダリオン柄が中心です。緻密に描かれたモスクの青いタイルの図柄を思わせる、異国情緒漂う美しさが魅力です。
■ハンドプリンティング?
ペルシャ更紗の染めには、Hand Printingという言葉が使われます。図柄を彫った木片に染料をしみこませ、スタンプのように模様を染め上げて行きます。最初は黒い縁取り、そしてトーンの違う数種類の青。
デザインが細かく、色版の数が多いほど、熟練した職人技が必要とされ、出来上がりの更紗も高級なものになるのです。
■永く使うと味わい深く
簡単にお洗濯できるのがコットン製品の使いやすいところ。ペルシャ更紗も洗濯機で手軽に洗うことができます。何回も洗ううちに、しっとりと染料が馴染んできて、しっとりとした味わいが楽しめます。
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