キリムへの旅 トルコへの旅
キリムへの旅トルコへの旅
渡辺 建夫 (著)
キリムについて、というよりトルコの旅行記に近い内容です。
キリムを追いかけての旅の途中での小さなエピソードが、90年代の懐かしいトルコを
思い出させてくれます。
私(たくさがわ)が、図書館でこの本を見つけて、トルコの旅の本と思って読んだのが1999年。
そのときは、自分が同じ仕事になることなど、考えてもみませんでした。
インターネットが今ほど普及する前で、情報が少なかった時代の旅。
海外の知らない土地、見たことのない文化を、自分の足で歩いて、目で見て、心動かされて…
モノに向き合う姿勢のようなものに、とても共感したことを覚えています。
時代は進んで2008年秋。
JAPANTEX というテキスタイルの見本市での勉強会で、渡辺さんご本人のお話を聞くことができました。
残念ながら現在は、トルコキリムではなく、インドテキスタイルがご専門になっていらっしゃるとのことでした。
追記:この種類の本では、とても珍しいことですが、2006年に増刷されています。
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