ICOC 2007 in Istanbul /ジョゼフィンコレクション
最後にジョゼフィン・パウエルのコレクションへ。
私は、この展示を見るためにイスタンブールへ来たと言ってもよいほどで、とても期待していました。
場所は、ユルドゥズ・サライ。
意外にも地味な感じの展示でしたが、キリムのコレクションにはぴったり。
今回の展示は、修理がほとんど入っていない、オリジナルのキリムが中心になっていたように思います。
アメリカ人の女性写真家 ジョゼフィン・パウエルは、アナトリア遊牧民の生活を撮影するとともに、彼らの生活文化の研究をしていた方で、現在ではトルコの博物館でも持っていないようなすばらしいキリムのコレクションを持っています。
JOZAN MAGAZINEでも展示のレビューが書かれていますのでご参考に。
Jozan Magazine’s review
Raoul Tschebulls’ review
彼女のコレクションを、なんとか日本に呼ぶことはできないかなぁ、などと考えながら、カタログを2冊買って帰ってきました。
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今回のICOCのカンファレンスを見学に行くのは、スタッフにも負担をかけた上に、3泊5日というスケジュールでかなり無理があったのですが、私としては、とても勉強になったし、収穫も得ることのできた貴重な数日でした。
これから少しずつ、ページでも皆様にお伝えしてゆければと思っています。
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