ごあいさつ(2001)
ガラタバザールへようこそ(^o^)/
店長のたくさがわです。田草川って書くんです。
(※この記事は2001年ガラタバザールOPEN当時に書きました。)
キリムとの出会いは
キリムとの出会いは学生の頃、もう十数年前。中東やアフリカなど40カ国以上へ出かけた中で、トルコは一番滞在も長く、思い出の国です。
年に4~5回の買付けに出かけますが、そのたびに5000枚以上のキリムを見て、ぴんと来るものを選んでいます。
オールドキリムは、デザインや色が個性的であるだけでなく、そのキリムがたどってきた歴史もまた様々。アナトリアの遊牧民たちが織ったキリムが、六千キロも離れた日本の皆様のお部屋に届くわけですから、不思議な「縁」や「運命」みたいなものを感じます。
普段使いのキリムを…
衣・食・住の中で、日本は一般的には、住環境への関心がまだまだ少ないですね。
ヨーロッパでは、お引越しをしてカーテンや家具を買うのと同じように敷物をそろえます。若い学生が小さなアパルトマンに住んでいても、そこにおばあちゃんからもらった小さなキリムがある…。
そんな風に、キリムは普通に生活の中にあるものと、感じていただけると嬉しいです
特別、高価なものでなくてもいい? どんなキリムにも、手織りのぬくもりがあって、それは世界で一枚だけのユニークな存在なのです。毎日の暮らしの中でずっと永く使える一枚をぜひ見つけてください。ガラタバザールがお手伝いいたします。
コレクターが目の色を変えて探すキリムも
19世紀末から20世紀初頭、アナトリアキリムの奇抜なデザインと芸術性に目をつけた欧米人たちは、次々とトルコ国外へキリムを持ち出します。19世紀のキリムは、もうほとんどトルコには残っていないといえるでしょう。現在もオークションでは高値で取引されています。
アンティークキリムは、それを所有していること自体が喜びなのだといえるかもしれません。当店ではまだ数は少ないですが、カタログに載るような博物館級のキリムもございます。イスタンブールの倉庫にも、修理を待っているキリムがたくさんありますので、お探しのキリムがございましたら、ぜひお声をかけてください。
ちょっとプロフィール⇒
店長たくさがわの趣味は旅行とお酒(おっさんか?) 出張中のイスタンブールでは、マルマラ海を見ながら冷たいエフェスビールをキュッと。格別ですっ!!
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